グルテン餌の作り方

 グルテン餌はちょっと個性の強い練り餌です。グルテン以外の練り餌のように作ってしまうとカチカチの餌になってしまいます。要は物凄く水を吸う餌なのです。ですから勘で水の量を調整するのはよほどその餌に精通していないと無理だと思います。よって、軽量カップの必要があります。使う量が少ないので軽量カップというより軽量スプーンです。僕が使っているのはヒャッキンで買ったミニーちゃんのやつです。


ゲッ!はしたない格好で写真撮ってる僕が写っちゃってる!

練り餌を練る容器も、普通のプラスティックなどを使うとグルテンが付着して取れないのでテフロン加工のようなフッ素加工が施されている容器を使うといいです。僕が使っているのは、ヒャッキンで買った(ヒャッキンばっか)テフロン加工されたプリンカップ(プリンを作る時に入れる容器)を使っています。


軽量スプーンと一緒に

軽量スプーンで粉も水も計ります。
まず、練り餌を練る容器に軽量スプーンに平らに一杯の粉を入れます。


軽量カップ擦切り一杯

そこに軽量スプーンで2杯半(水の加減はその時によってある程度しますので、この二杯半というのはあくまでも僕の標準です)の水を加えて水が全体に行き渡ったらそれ以上掻き混ぜ手はいけません。そのまま3〜5分放置すれば出来上がりです。


サッと掻き混ぜるだけに留めるのでムラムラです。

僕は時間を上手く使うために、釣り場に着いたらまずこれをやってしまいます。そして練り餌が出来るまでの時間に釣りの用意をしています。この量で概ね5〜6時間分だと思います(いつも2〜3時間しかやらないのではっきり判りません)。
 ちなみに、僕が今使っているDaiwaの『SILKY MASH GLUTEN』の標準的な混水比は粉:水が1:1.5です。しかし、これは本来ヘラ釣りの餌ですからそれくらいの硬さが必要なのだと思います(それでも硬いと思いますが)。タイリクバラタナゴ釣りの場合、餌が硬いだけで釣果は下がりますので混水比を変えます。とはいうものの、現実には作る量が少ないので粉と水のちょっとした量のズレで大きく出来上がりが違ってきます。その時の方法はグルテン餌の使い方の項に書こうと思っています。