紅鱗タナゴ・新紅鱗タナゴ


この鈎は僕の一番の好みなので少々詳しく書かせていただきます。
まずは紅鱗タナゴと新紅鱗タナゴの違いです。


左が紅鱗タナゴ、右が新紅鱗タナゴです。

基本、この鈎は他の鈎に比べて軸が太くて頑丈なイメージがあります。画像を見ると左側の『新』ではない紅鱗タナゴの方が立ち上がりが低く抑えられていて良いように思えます。ただ、立ち上げが長い分、鈎先の鋭利さでは『新』の方に軍配が上がります。加えてイケの向きが下がりよりR砥ぎが少なくて済むので砥ぎ易くなった感じがあります。以下は研ぎ鈎です。


一番左は購入時の物
二番目はタナゴ砥ぎしたもの
三番目は中途半端なタナゴ砥ぎ
一番右は普通砥ぎ

上の写真から判るように、最もよく使う鈎なので3種類の砥ぎにしています。
 欲を言わせてもらうと軸径はここまで太い必要はまったくありません。タイリクバラタナゴが餌を吸い込む力は魚体に比例して極小ですからタイリクバラタナゴが餌を吸い込む力では鈎先が魚の方を向ききらない事があるので刺さりが甘くなりバラシが多くなります。