ヤマメ・イワナを釣る方法はいくつかありますが、その中の一つである“てんから”は日本の伝統漁法の一つであります。この釣り方がいつ頃から始まったのかは分かっていませんが、元々は川漁師が行っていた釣り方です。その釣りは、時代と共に変遷を繰り返し、その名を“テンカラ”と変えて引き継がれています。しかしその“テンカラ”は“伝統漁法”としての“てんから”(以下、これを『古式てんから』呼ぶ)とはほど遠い釣り方となっております。
“伝統漁法”としてのてんから(古式てんから)は、すでにほとんどの方が他界し、現存している方も残り少なく高齢化していますので、一般の方は見ることは勿論、知ることもできなくなっている現状であります。つまり『古式てんから』は、今のままでは近い将来に消え行く日本の伝統となっています。
そんな現状を踏まえ、昭和初期のすでに他界された方々(川漁師)の古式てんからに詳しい戸門秀雄氏(著書の一つに『職漁師伝
渓流に生きた最後の名人たち』農山漁村文化協会がある)、現在においても古式てんからを行っている数少ないてんから師である天野勝利氏、瀬畑雄三氏、加えて古式てんからを色濃く残した釣りをしており、これからの古式てんからを示唆する釣りをする小次郎(佐々木豊)氏をお招きし、生の『古式てんから』が現存するうちにその方々の声を生で聞き、聴講された皆様に、将来に向けた“これからのてんから”について考察する際の一助となる事、そして、このままではいずれ消滅する古式てんからの生を記録することを目的とした講演を『“てんからの真髄”を探る 〜古式てんからの世界〜』と題して行います。
【日時】 2020年3月15日(日) 午後1時より5時まで→→→→→延期となりました(ページ最下部参照)。
【場所】 東京海洋大学 品川キャンパス 白鷹館・・・・・・詳細
【講師】 戸門秀雄、瀬畑雄三、天野勝利、小次郎・・・・詳細
【受講料】 2,000円 (事前予約はありません※1)
※1 【講演の事前予約に関して】
事前予約は必要ありません。347人入れる講堂ですので、先着347人が着席可能です。
満席になることは考え辛いですが、もしそれを超える場合は、大変申し訳ございませんが先着400名までとさせていただきます。
尚、もし347名を超えた場合、先着348名以後は立ち席でお願いします。
当日会場前に受付を設置致しますので、そこで2,000円を支払って入室願います。
尚、懇親会(別会場)の方は予約制です。
【懇親会】 参加費5,500円(税込み)・・・・・・・・・・・・・・・詳細
※ご注意
・写真撮影、及び録音・録画ともにOKですが、コンセントはございません。またストロボをはじめとする強い光もご遠慮いただきます。
・施設、器具等を損傷又は滅失しないようお願い致します。
・校内、室内共に飲食禁止です。
・屋内は全て禁煙です。喫煙所以外での喫煙は、固くお断りします。(喫煙所地図・・・詳細)
・白鷹館以外の施設への立ち入りを禁じます。
・火気類、危険物等の持ち込みを禁じます。
・盗難・事故等については自己責任でお願いします。
・駐車場はございません。
・他人への迷惑な行為を認めた場合、主催者の判断で退場していただく場合がございます。その場合の返金はございません。
【注意】このWebは必要に応じて内容が変わりますので、時々のチェックをお願いすると共に、直前には必ず最終確認をお願い致します。
大変申し訳ございませんが、新型コロナウイルスの感染の先が読めず、加藤厚生労働大臣の記者会見での見解も鑑み、勝手ながら主催者権限で今回のこのイベントは“延期”とさせていただきます。
次回がいつになるかはまだ未定ですが、概ね今年の11月頃を考えています。日が決定し次第ここに書き込みをしますので時々ここを見ていてください。尚、懇親会に出席希望で、すでにお振込みをいただいた方には振込料も込みでお返しします。返金方法は懇親会のページをご覧ください。