タナゴ釣りの餌

タナゴ釣りで使われる餌は赤むし、黄身練り、グルテンがほとんどです。
最高なのは玉虫(イラガの幼虫)と言われてます。殻からイラガの幼虫を取り出して、尻尾をハサミで切って、内臓を鈎でクルクルってして使うらしいです。でも手に入り辛いですし、上記の3種で事足りてしまうので使ったことはありません。

赤むし

赤むしは最高の餌です。まず、この3種の中で一番大型釣れて来る確立が高いです。逆に言うと小型のタナゴには不向きです。要は大きめの餌なので小さなタナゴたちの口には入り辛いのだろうと思います。しかしながら赤むしの使い手は赤むしで小さなタナゴも(3cmくらいになれば)バンバン釣ってしまいます。本人に聞いた所『タナゴの口に思いっきり突っ込むように釣ればいい』って言うのですが、なかなか難しいです。ただ、このように出来る人は赤むし餌で大から小まで釣ってしまうので他の餌の必要はなくなってしまいます。なんてったって赤むしは自然界の物ですから魚信も一番出ますから。

黄身練り

黄身練りは、基本的には鶏卵の黄身に小麦粉を混ぜてかき回した物です。ホットケーキの粉が良く使われます。しかし、各人が色々な物を混ぜ込んで釣果を上げているようです。この餌で大切なのは硬さです。要は粉の量です。喰いが立っている時は硬い方が餌もちが良くていいですが、喰いが立っていないときやタイリクバラタナゴ狙いのときは硬いと釣りになりません。黄身練りをメインに使う人は硬柔二種類の黄身練りをいつも持って釣っているようです。この餌の集魚効果について言われることもありますが、使った感想ではほとんど無いようです。

グルテン

釣具屋で売られているへら釣りの餌でグルテンが配合されている物を使います。集魚効果は抜群にあります。集魚効果が高いということは良い事だと思うかもしれませんが、ここで注意しなくてはならないのは、集魚効果はなにもタナゴだけに限ったことではない事です。外道が多い所でこれを使うと外道の襲来にあって、とてもタナゴ釣りにはなりません。昔、何てもいいからタナゴ族が釣りたいと思っていたときはタイリクバラタナゴ釣りに使いましたが、今ではほとんど使っていません。水にふやけてその成分の粉を撒き散らし、それが集魚効果をもたらし、集まった魚は鈎にまとわり付いたグルテンを口にして釣れるという物です。つまり、鈎に残った極小のグルテンを食ってくるのですから小さなタナゴやタイリクバラタナゴには絶大な効果が期待できるわけです。

その他

上記三種類の他には先述したイラガの幼虫やミミズなどがあります。イラガの幼虫も小さなタナゴには絶大な効果を発揮するようですし、ミミズも小さな物はカネヒラに絶大なる効果を上げています。

赤むしの詳細・・・・・・・・・・

黄身練りの詳細・・・・・・・・・

グルテンの詳細・・・・・・・・・